結婚式の演出は必要なければなくてOK!必要なものだけ残しましょう。
こんにちは!ウェディングトータルコーディネーターのLinaです!
今月号のゼクシィ買いました?キラキラピカピカした演出がたくさん載っていましたね。
知らない演出が知れるのはいいことですが、
「結婚式の演出、たくさんありすぎて選べない!」
「全部やりたい!でも組み合わせ方とか分からない!」
と迷ったり悩んでいませんか?
そう「30人ぐらいの小さな結婚式を挙げたい」と思っている、そこのあなたです!
きっとあなたのスマホの検索履歴には、結婚式の演出まとめサイトがズラッと並んでいますね。
検索魔になるのも分かります。
そんなあなたのために、結婚式の演出を選ぶコツを教えちゃいます!
この記事を上から下まで読めば、
- あなたもゲストも楽しめる結婚式の演出の選び方
- 実は結婚式に演出が必要ない理由
が分かるので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
結婚式の演出はコンセプト+ゲスト目線で考える!
結婚式の演出は日々増えています。結婚式の数だけ演出があると言っても過言ではありません。
むしろ結婚式で行われること全てが演出です。
例えば披露宴にフォーカスしてみると、
- ゲストの入場
- 新郎新婦の入場
- 開宴の挨拶
- 新郎新婦紹介
- 主賓挨拶
- 乾杯
- 祝電紹介
- お食事スタート
- ウエディングケーキ入刀
- ゲストスピーチ
- 新郎新婦のお色直しの退場
- 新郎新婦の再入場
- ゲストによる余興
- 親への手紙・記念品贈呈・花束贈呈
- 謝辞
- 閉会の辞・新郎新婦の退場
- ゲストの退場
これだけの演出が2時間30分から3時間で行われることになります。
かなりのハードスケジュールで、息つく間もありません。
しかし、あなたの結婚式に全て必要ですか?なくてもいい演出はありませんか?
演出を決める時に大切なことは2つ。
- その演出があなたの結婚式のコンセプトに合っているか。
- その演出があなたのゲストに合っているか。独りよがりの演出ではないか。
この2つをしっかりと考えながら、今からあなたの結婚式にふさわしい演出を考えていきましょう。
と、その前に!
確認しておきたいポイントが3つ。
Pont1:コンセプトは決まってる?
コンセプトを決めないまま結婚式の演出やプログラムを考えるのは危険です。結婚式全体の統一感が失われます。
まだコンセプトを決めていない方はこちらの記事を読んで、まずはコンセプトを決めてください。
Point2:演出を考える時は常識をすてる!
「結婚式とは、こうあるべきだ!」といった思い込みは捨てましょう。その思い込みがあなたの結婚式を台無しにします。
世界でたったひとつ、あなたの結婚式を挙げるためにもこちらの記事を読んでください。
Point3:会場を決めてから演出を考えよう!
先に演出を考えてから会場を決めてしまうと、演出ありきの結婚式になってしまいます。
なのでコンセプトを決めたあとは会場を決め、その会場でできる演出を考えましょう。
会場選びに迷っていたら、こちらの記事をどうぞ。
ゲストが楽しめる演出ランキングBest3!
上記3つのポイントは大丈夫でしたか?
それでは今から本題に!
ゲストに楽しんでもらう演出なら、やはりゲスト参加型が一番です。
しかし、あなたのゲストが積極的に参加するタイプでなければ要注意!
しっかりとあなたが招待するゲストの傾向を考えた上で演出を決めましょう。
数ある演出の中でも、ゲストに無理なく楽しんで参加してもらえる演出ベスト3を選びました。ぜひ参考にしてみてください。
Best3:ラッキードラジェ
ラッキードラジェはヨーロッパの伝統的な演出です。
デザートケーキの中にドラジェなどの小菓子をいくつか入れておいて、そのケーキが当たった人にプレゼントを渡したりします。
ヨーロッパでは、ラッキードラジェに当たった人は幸せになれるというジンクスがあり、縁起の良い演出なのも魅力です。
Best2:バルーンリリース
バルーンリリースは、挙式の後に新郎新婦とゲストが1人ひとつずつ持った風船を一斉に空へ飛ばす演出で、ゲスト全員で楽しめることが大きな魅力です。
また、バルーンが青空に飛んでいく光景はとても美しく、写真映え抜群です。
バルーンリリースには「新郎新婦、ふたりの幸せが天まで届きますように」という意味が込められているので、結婚式の演出にはピッタリです。
この演出を取り入れる場合は、ガーデンなどの屋外施設がある結婚式場を選んでおきましょう。
Best1:フラワーシャワー
フラワーシャワーはゲストが新郎新婦めがけて花びらを撒く演出で、バブルリリースと同じくゲスト全員で楽しめることが大きな魅力です。
バブルリリースと違うところは、青空ではなく新郎へ向けての演出になります。こちらの方がゲストからの祝福をより実感できるのではないかと思います。
また、羽を飛ばすフェザーシャワーや紙吹雪を飛ばすコンフェッティシャワーなども合わせると、もっと華やかになります。
ゲストが感動する演出ランキングBest3!
感動してもらいたい演出は、とても難しいです。お涙頂戴の狙った演出はゲストに見抜かれてしまいます。
なので、ストレートに想いが伝わる演出を選びましょう。
やはりオススメは、ご両親とゲストへ感謝を伝える演出です。
ベスト3全てを取り入れることができますので、ぜひ取り入れてみてください。
Best3:両親への手紙
感動系演出の王道は、両親への手紙です。
ある意味クライマックスのシーンで、ゲスト全員が、とくに新婦側は泣く準備バッチリでしょう。
ただ、絶対にやらなければいけない演出ではありません。新婦だけの演出でもありません。
恥ずかしかったり、感動エピソードがなければ別の演出で感謝の気持ちを伝えても十分です。
Best2:ゲストへのメッセージカード
演出を絞ってゲストとのコミュニケーションを取る時間を増やしても、やはり一人一人に感謝の気持ちを伝えることは難しいです。
また、改まって感謝の気持ちを伝えるとなると、照れてしまってなかなか思いを伝えられないこともあります。
それを解決してくれるのは、メッセージカードです。大きさもちょうどいいですし、飾りにもなります。
テーブルに置いておくのではなく、ウェルカムボードなどに貼り付けて、ゲストに探してもらうのも演出になってGoodです。
Best1:ファーストミート
ファーストミートは、最初に食べるお肉のことではありません。
一般的には、新郎新婦それぞれ別々の部屋で着替えを行い、準備が整った所で初めて顔を合わせるというものです。
しかし一番最初はあなたのご両親にその晴れ姿を見せることをオススメします。
結婚式が始まるとご両親との時間を取ることは難しくなります。その前に、しっかりとあなたの晴れ姿を見せてあげてください。
オススメ!演出なしの結婚式
この記事を読んでくれているあなたはきっと、ゲストとのコミュニケーションを大切にしたいと思っている方だと思います。
そんなあなたにオススメします。
演出のない結婚式を。
演出なしでもノープロブレム!
実体験にもとづく話なのですが、究極、ケーキ入刀もファーストバイトも新郎新婦の紹介も余興も両親への手紙も、全部なくても結婚式はちゃんと成立します!
ないないづくしの結婚式だと「時間が余るのではないか」「ゲストが飽きてしまうのではないか」と不安になるかと思いますが、そんなことはありません。
結婚式でゲストがヒマする時間は、披露宴が始まる前とお色直しの間だけ。要するにあなたがいない間だけです。
ここの対策をキチンとしておけば、なんの問題ありません!
例えば、
披露宴が始まる前の待ち時間には、フィンガーフードなどの小腹を満たす料理を用意しておいたり、
会場に2人の生い立ちが分かる写真を散りばめておいたりすると、ゲスト同士で会話が生まれ、またこれが新郎新婦の紹介の代わりにもなります。
よくお色直しの間にムービーを流す方がいますが、この時間はあなた方のご両親がゲストへ挨拶回りをする時間です。
ここはその時間をしっかり取るべく、演出はない方がいいでしょう。
演出ナシのおすすめプログラム
演出なしでも大丈夫だと分かったけど、実際どんなプログラムになるのか、気になりますよね。
最低限の演出だけを残すとこうなります。
- ゲストの入場
- 新郎新婦の入場
- 開宴の挨拶
- 乾杯
- お食事スタート
- 新郎新婦のお色直しの退場
- 新郎新婦の再入場
- 閉会の辞・新郎新婦の退場
- ゲストの退場
演出の数は約半分まで減りました。
ゲストや両親にお願いする演出をなくし、全て新郎新婦だけで行えば、本来これだけで十分なのです。
あえての演出は新郎へのサプライズ?!
「でもサプライズの一つぐらいは」と思うあなたには、新郎(新婦)へのサプライズはいかがでしょう?
お相手は、なにもしないと思っているので驚くこと間違いなし!
例えば、だれもが両親へ宛てた手紙だと思う「新婦手紙」が、新郎へ宛てた手紙だったら…。
これも立派は演出です。
まとめ
結婚式の演出について3つのパターンを取り上げましたが、やはりオススメは「演出なしの結婚式」です。
なにもしないからこそ、ゲストとしっかりコミュニケーションが取れ、なおかつ全員と写真を撮ることができます。
カメラマンも会場全体やゲストを撮る余裕があるので、あなたが見ていない場面の写真もたくさん撮ってくれます。なので、ビデオ撮影をお願いする必要はありません。
ゲストはあなたに「おめでとう」と伝え、 幸せなあなたと一緒に幸せな瞬間を写真に残したいからあなたの結婚式に来てくれるのです。
ご両親、ご家族、ご親戚はとくにそう思っています。
そもそも結婚式自体が、ゲストが楽しめるイベントなので、無理に演出を入れる必要はないのです。
なんと言っても一生に一度の大切な結婚式です。
せっかく時間とお金と労力をかけるのですから、あなたの理想の結婚式を実現するためにしっかりと一緒に考えていきましょう!