結婚式の常識をとり払えば、本当に必要なことが見えてくる!
こんにちは!ウェディングトータルコーディネーターのLinaです。
「みんなと違う、私たちだけの結婚式がしたい!」
「30人ぐらいの小さな式だけど、ゲスト一人一人と密に関わる式にしたい!」
「でも何から始めたらいいのか分からない!」
なんて思っている、そこのあなた!
結婚を考えてからゼクシィはもう読みましたか?
あなたが実現したい結婚式を叶える方法は載っていましたか?
これは断言することができますが、「オリジナリティ溢れる30人ぐらいのアットホームな結婚式」を実現するピンポイントな情報は載っていなかったと思います。
それはなぜか?
ゼクシィやその他のウェディング情報誌、Webサイトは万人に向けて情報を発信しているので、広く浅くぼんやりとした情報しか載せられないからです。
で!ですね。
このサイトは
- オリジナリティは出したいけど、どうしたらいいのか分からない!
- アットホームな結婚式をしたいけど、イメージが固まらない!
というあなたに向けて作ったサイトになります。
どうすれば、自分達の理想を叶える結婚式をあげることができるのか。
その秘訣を凝縮していますので、ぜひ隅から隅までサイトを読んでみてくださいね!
Contents
理想の結婚式の叶え方は結婚式の常識について考えることが大事
オリジナリティ溢れる結婚式のイメージが固まらない人は、まず結婚式で行う演出それぞれの意味合いを考えることが一番大事です。
イメージが固まらない人は根本的に「結婚式ではこの演出をしなければならない」と結婚式の常識に縛られている可能性が高いんですよね。
まずはその常識を取っ払うために、それぞれの演出の意味合いを考えることが大切かなと思います。
「そもそも結婚式のスタイルっていくつあるの?」と思ったら、こちらの記事を読んでみてください。大人気の挙式スタイルや結婚式場のタイプなどをすべて書きました。
挙式については宗教や宗派によって流れが決まっていますので、披露宴の一般的な流れとプログラムについて解説していきましょう。
一般的な披露宴の流れとプログラムの内容
通常、披露宴は2時間30分から3時間で行われ、一般的にはその間に17個ものプログラムが行われます。
- ゲストの入場
- 新郎新婦の入場
- 開宴の挨拶
- 新郎新婦紹介
- 主賓挨拶
- 乾杯
- 祝電紹介
- お食事スタート
- ウエディングケーキ入刀
- ゲストスピーチ
- 新郎新婦のお色直しの退場
- 新郎新婦の再入場
- ゲストによる余興
- 親への手紙・記念品贈呈・花束贈呈
- 謝辞
- 閉会の辞・新郎新婦の退場
- ゲストの退場
多いと思いましたか?それとも、少ないと思いましたか?
プログラムが多ければ多いほどゲストとの時間は少なくなる
これを全て実施すると、かなりパツパツなタイムスケジュールになって、ゲストとコミュニケーションを取る時間は、あっても10分程度しかないです。
この記事を見ているあなたは、ゲストと積極的にコミュニケーションをとって絆を深めたり、常識に縛られないオリジナルの結婚式を挙げたいと考えている方だと思います。
そんなあなたにお尋ねします。
例えば、
- 新郎新婦紹介は必要ですか?主賓挨拶は必要ですか?
- ゲストスピーチは必要ですか?余興は必要ですか?
では、一つ一つ見ていきましょう。
新郎新婦の紹介&主賓挨拶
まずは、新郎新婦紹介です。
新郎新婦紹介とは読んで字の如し、司会者による新郎新婦についての情報公開プログラムです。
開示する情報は、
- 出身地
- 家族構成と家族の中での役割
- 最終学歴
- 勤め先と業務内容
- 趣味や特技
ザッとこんな内容です。
さて、これらはゲストにとって必要な情報でしょうか。
あなたはゲストにパートナーのどんなところを紹介したいですか?
新郎新婦紹介の意味合いは、お互いのパートナーのことをよく知らない相手側のゲストに知ってもらうためのプログラムです。
では、ゲストにパートナーの何を知ってもらいたいですか?
- ◯◯大学を卒業していることですか?
- 株式会社◯◯に勤めていることですか?
それらを伝えなければいけない場合にはとても有効な演出だと思います。
ですが、それはアットホームな結婚式を実現するために必要なことでしょうか。
ゲストが知りたいのは、新郎新婦の人柄やこれまでの人生
それよりも、どんな家族や友人に囲まれて、どんな人生を歩んできた人なのか、そしてどんな人柄なのか。
それをあなたなら大切な人の結婚式にゲストとして出席した時、知りたくないですか?
ゲストの中でも友人や両親たちはともかく、親族に伝えなければいけないと考えているあなた。
安心してください。
親戚同士は挙式前に親族紹介の場が設けられますので、そこでお互いのことを知ることができます。
新郎新婦の紹介が必要な人は会社関係者だけ
では、新郎新婦の紹介が必要な場合はどんな時でしょうか。
それは、会社関係者を招待した時です。
会社関係者として出席したゲストにとっては、肩書きや組織名で紹介された方が情報を把握しやすいですし、むしろそれ以上の情報を望んでいないので有効なプログラムになります。
しかし、会社関係者を招待しない場合は必要でしょうか?ついでに主賓挨拶ですが、主賓は主に会社の上司かと思いますので招待しない場合は必要でしょうか?
- ゲストに自慢したい情報がある場合は、とても有効な演出
- ゲストが知りたい情報は、新郎新婦の人柄やこれまでの人生
- 新郎新婦の紹介が必要なゲストは、会社関係者
ゲストスピーチ&余興
次にゲストスピーチです。
ゲストにスピーチしてもらう意味を考えてみましょう。
あなたはなぜゲストにスピーチしてもらいたいのでしょう。
「友人や知人という立場から自分のことを紹介してもらいたい」
これが一番ではないでしょうか。
でもこれは、わざわざゲストにスピーチしてもらわなければいけない内容でしょうか。
ゲストにスピーチ&余興をしてもらう必要性を考えよう
例えば、
- 出会いのきっかけとなった合コンをセッティングしてくれた。
- プロポーズのきっかけを作ってくれた。
- 別れる寸前までに発展した2人の仲を取り持ってくれた。
だから今の自分たちがあって、今日の結婚式を挙げることができた。
などのターニングポイントを作ってくれたゲストなら両家や両ゲストにとって意味のあるプログラムになると思います。
その他、抜群にスピーチのセンスが高かったり、爆笑ネタを持っていたり、必ず披露宴を盛り上げてくれる可能性のあるゲストのスピーチであれば、演出として加える価値があると思います。
しかし、それ以外のスピーチは他のゲストにとっても披露宴全体の演出にとっても無くてもいい余分なプログラムではないでしょうか。ゲストによる余興も同じです。
ゲストはあくまでもゲスト!お願いするなら意味のあるプログラムを
スピーチや余興を依頼されたゲストは、その準備やプレッシャーをあなたの結婚式当日まで抱えることになります。
さらに結婚式当日では自分の出番まで、与えられた使命を果たせるかどうか緊張したまま披露宴を過ごすのです。
それだけの負担をゲストに強いる限りは、披露宴全体やゲスト全員にとって意味合いのあるプログラムする必要があります。
- 盛り上がるエピソードトークができるゲストに依頼
- 演出を依頼されたゲストは、大なり小なり負担を強いられる
- ゲストスピーチ&余興は、ゲストによるゲストのためのプログラム
まとめ
当たり前だ!常識だ!と言われていることを自分たちに当てはめて考えてみると、他にも必要ないプログラムが出て来たのではないでしょうか。
大切なのは、結婚式の常識を取っ払うこと!
会社関係者は絶対に呼ばないといけませんか?
ゲストに演出をしてもらう必要はありますか?
それをしないとあなたの理想の結婚式は実現できませんか?
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
答えは出ましたか?
もし、3問全てがNO!でしたら、あなたの結婚式から無駄な30分から40分を削ることができました。これで、この時間をもっと有意義に使うことができます。
常識に縛られて、理想の結婚式とは違うことに時間を使うことは勿体無い!
なんと言っても一生に一度の大切な180分です。
せっかく時間とお金と労力をかけるのですから、あなたの理想の結婚式を実現するためにしっかりと一緒に考えていきましょう!